Kurume・Tosu Internet Conference

「The Journal of Internet」 Volume3,2000 || H O M E || || 3 || 4 || 5 || 6 || 7 || 8 || 9 || 10 || 11 || 12 || 13

会員アンケート
「情報通信革命」はどうなる
インターネットを業務に使っていますか?

本号では、協議会会員の紹介の意味を込めて、インターネットについてのアンケートをお願いしました。
それぞれの活用状況を回答していただきましたが、急速に変化する情報通信革命の10年後の質問に「こんなスピードで展開されているのにその質問は無意味」という回答もありました。
モバイル端末等の発達でECが大きな分野を占めているかもしれないし、現在の知識で捕らえられない事が起こっているかもしれません。

質問事項
@インターネットを業務に使っていますか
Aインターネットは今後どのように業務に使われるようになるでしょうか
B情報通信革命と言われていますが、10年後はどうなっているでしょう。

 

◆佐銀コンピュータサービス
@使用していない
Aデータのインフラとして利用、システム統合のツールとしてWWWプラウザの用、情報発信のインフラ。
Bインターネットと各社基幹システムの連携システム運用、情報家電による生活の様式変化。

◆有明工業高等専門学校
@電子メールによる教職員間の事務連絡に使い連絡文書のペーパレスを目指している。
A教材のマルチメディア化によるWeb発信、動画の校内発信、事務処理のデータ共有化等への利用。
B情報家電、電子図書、電子商取引、オンラインバンキング、オンラインショッピングが自宅で利用できる。

◆筑後市役所 企画課電算システム係
@関係団体との通信連絡
A住民ニーズの把握、自治体間のコミュニケート等情報発信・交換の手段。
Bモバイル機器の多様化によるアクセス人口増、電子マネー普及、SOHO就労人口増。

◆葛v留米リサーチ・パーク
@対外的な宣伝PRのため。特許検索、科学情報検索のため利用。
A現在のところ上記に同じ。
B具体的には判りませんが、社会や家庭で相当浸透する事になるでしょう。

◆帝京大学福岡短期大学
@E-mailで業務連絡(アドレスは個人で申請配布)

◆大和建設
@本〜支店間をメールや書類のやり取りにつかっています。(ただし、フルに活用していないのが現状です。)
Aパソコンで作成した書類や図面またデジカメの写真等は、人や車で運搬せずネット上でやり取りするようになるようになると思います。
B「ヤフー」みたいな、短期間で大躍進する会社が次々に出てくると思います。
◆久留米・鳥栖広域情報
@情報を収集するルーツとして利用する。また地元情報をホームページに掲載し、地域情報の発信に利用している。
A既に一部始まっているが、銀行や公的機関とのデータ通信にますます利用されるようになると思われる。今後はモバイル端末を使って場所を選ばずに情報のやり取りをしたい。
B家庭でもメガビット単位で通信する回線が利用できるようになり、現在実験されているビデオオンデマンドが当然となる。まさに映像と通信が融合した世界になると思われる。またインターネット技術を利用して家庭にある電化製品を遠隔から操作するのが当たり前になっているでしょう。
◆(限)シャノン産業
@主に社外との連絡にEメールを使用している。
AWebを使用してデータベースの蓄積や検索に使いたいと考えている。
B家電品にインターネットが使われて、 故障などの情報が自動的にメーカーへ送れるような世界になると思う。

◆公立三井中央高等学校
@ISDNによるダイヤルアップ接続(IPMasquaradeとProxyサーバを利用して校内LANからインターネットへ接続)している。
Aインターネットへ常時接続して、自前の各種サーバを持ち情報発信にも取り組みたい。
B 想像もつかないことが多いが、教育生活あらゆる分野に入り込んでいる事と思う。

◆パズー 代表 牛島晃司
@取引先との連絡に使用している。
Aインターネットを通じての商品販売が多くなっていると思う。
B一部の人のみ利があるが、一般の人は現状のままだと思う。

◆(有)ヒットシステムズ
@自社ホームページの公開、社内メール、他社ホームページ検索・参照(主に情報収集)に利用している。
A基本的に現在ある業務のほとんどがインターネット上で行われるようになる。(例えば販売業では個人情報を基にインターネットを利用して販売・広告が中心になっていく)紙ベームページ上で展開されるようになって欲しい。
B10年後のことは、現在の情報関連技術の発展スピードを考えるとこのような質問そのものが無意味。

◆福岡青少年科学館
@お客さまから尋ねられた科学に関する質問事項を検索したり、情報収集として活用しています。またEメールを通して他の施設と連絡したり,来館者増に向けて広告したりしている。
Aいろいろな機関と(特に学校)連絡を蜜にしながら、テレビ電話システムやチャットなどが出来るようにして行きたいと思う。
B格家庭からパソコンを使って物の売買が出来る時代になり、一人一人超小型のパソコンを持ち歩く社会になっているのではないでしょうか。

◆久留米大学コンピュータ教育センター
@インターネットは主として教育研究に利用されています。学生には入学時全員に、教職員には希望者にE-mailアドレスを配布しています。学生はセンターの約300台のパソコンを自由に使うことができます。教職員は研究室または事務室でそれぞれの業務について活用しています。
A学生教育の応用面について検討中です。また学内情報処理に関するイントラット構築を検討中です。

 


 

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