Kurume・Tosu Internet Conference

「The Journal of Internet」 Volume2,1999 || H O M E ||

情報用語の解説
  • 高度道路交通システム(ITS)
     交通安全や遅滞緩和の推進を目的としたシステムで、最先端の情報通信技術により、道路交通情報の提供、自動運転、料金の自動収受等9分野で官民共同の研究開発が進められている。すでに実用化されたシステムとして、走行中の車に遅滞情報等を流す道路交通情報システム(VICS)がある。

  • アプリケーション
     一般にはコンピュータによる情報処理のために作られたソフトウェアを示すことが多いが、場合によっては特定分野の情報処理を行うためのシステムを意味する。

  • 電子認証技術
    セキュリティ技術においては、単にメッセージを暗号化し内容を盗聴から保護するだけでなく、そのメッセージと複合化(元の情報に戻す処理)の際に同じ鍵を利用する方法を慣用系暗号方式、異なる鍵を利用する方法を公開鍵暗号方式と呼ぶ。

  • CATVインターネット
     通常、CATVの放送に使う回線を利用してサービスエリア内に高速・常時接続のLANを構築し、インターネット接続をするサービス。既に設置されているケーブルテレビの回線を用いるため比較的低廉なコストで高速・常時接続が可能となる。

  • ビデオ・オン・デマンド(VOD)
     すきな番組を選び、端末機で注文すると要求に応じて即座に、映像を蓄積したサーバーから任意の映像が送信されるサービス。

  • 地域イントラネット
     イントラネットは、WWWサーバーやブラウザ(ホームページ閲覧ソフト)等のインターネット技術を活用し、低コストで構築可能な企業内情報システム。地域イントラネットは、この概念を地域の公共ネットワークに応用したもので、地域住民に公共分野の情報サービスを可能とするもの。

  • 情報リテラシー
     デジタルネットワーク社会に対応するために必要なパソコンの活用能力、ネットワークの活用能力、及びそれRを使いこなしてコミュニケーションする能力の総体を意味する。

  • インターフェイス
     ある物とある物をつなぐ場合に必要な装置、手順、接続技術や、そのためのルール。

  • DSL(DigitalSubscriberLine)
     電話用の加入者回線(ツイストペアケーブル)を利用して、数百Kbpsの高速デジタルデータ通信を可能にする技術、通信速度や伝送距離等に応じて、ADSL、HIDSLをはじめ、いくつかの方式がある。
    ADSL
    上り/下りの通信速度が非対称な通信方式で、下り方向の通信が高速である。従って、下り方向の通信量が多いインターネット(Webアクセス)の利用等、加入者と局との間等で利用されることを想定している。また、スプリッタの挿入により、データ通信を行いながら電話を使用することも可能である。
    HDSL
    対称型の通信方式で、2対の回線を使用する。局間通信等、対称な速度が要求される場面で利用されることを想定している。


  • ワイヤレス・ローカル・ループ(WLL:Wireless Local Loop)
     通信事業者の基地局と固定端末(ユーザー)の間を無線回線で結ぶネットワークのこと。有線の回線と違い、電柱、管路などの地下設備が不要なため、短期間に低コストでアクセス回線を構築できる。
     FWA(Fixed Wireless Access)とも呼ばれる。

  • 衛星インターネット
     通信衛星を利用したインターネット接続サービスのこと。情報を要求する上り回線には地上回線を用いるが、下り回線に衛星回線を使い、高速・大容量伝送を実現する。


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