Kurume・Tosu Internet Conference
「The Journal of Internet」 Volume3,2000 || H O M E || || 3 || 4 || 5 || 6 || 7 || 8 || 9 || 10 || 11 || 12 || 13
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犬の1年は人間の7年に相当することからドッグイヤーという言葉が3〜4年前から使われるようになって来ました。昔の7年が、いまの1年にあたる、いや、いまはもっと速いスピードで進んでいるかもしれません。シニアネット久留米(略してSNK)は98年4月に民間の非営利団体としてスタートしてわずか2年足らずで500名近い会員を有し、SNKのホームページへのアクセス数も99年3月21日からカウントを取り出して50,000件以上のアクセス数になっております。 昨年このThe Journal of Internet で"10,000件のアクセス"という表題で原稿を書かせて頂きましたが、まさに,この1年のSNKの成長は目を見張るものがありました。SNKのホームページへのアクセス数においても会員数の増加においても、そしてその会員の全国的広がりにおいても時代の潮流に乗ったかのようです。 SNKは新聞やその他いろいろなメディアに取り上げられました。本にも載りました。また、地元情報誌Peopleでは毎月SNKの連載も始まっております。(ビバ・シニアネット)SNK会員間の交流も活発です。SNKの中には公式メーリングリスト(ML)のほかにSNKの各委員会用MLや各サークル用MLとMLだけでも10以上のMLがあります。この中でいろいろなメールが交換されております。SNKの会合も委員会がある前にメール上で打ち合わせが終わり会合の日はオフ会なることがしばしばです。委員会報告もその日の夜にはメール上に流れてきます。これがシニアネットという高齢者の集まりでなされるというから驚きです。 インターネットはこれからいろいろな既成概念を壊していくと思われます。縦社会、横並びと言う硬直化したものがインターネットを通して大きく作り変えられて行きます。その中に"年寄り"と言う概念も大きく変わっていきます。シニアネットはまさにそうした高齢者の新たな自立とチャレンジのためのコミュニケーション・ツールになって行くと思います。最近ではSNKの活動に興味をもち自分達の地域でもシニアネットを立ち上げたいと言う方々からメールを頂いたり、直接訪ねてこられたりします。今年は全国各地にこれからシニアネットが沢山出来て来るだろうと思います。 米国では10年前にシニアネットが作られ、いま現在160以上の支部と5万人以上の会員がいます。日本でもここ1〜2年で約40近いシニアネットが各地域に出来ております。(メロウ・ソサエティ・フォーラム調べ)その中でもシニアネット仙台は日本のシニアネットの先駆けで5年前に出来ました。それがいまでは東の仙台、西の久留米と言われるほどに私たちSNKは成長してきました。そして、つい最近米国のシニアネットとシニアネット仙台の私たちSNKで交流を持ち始めました。2000年1月26日は米国のシニアネット代表のアン・リクソン(40代女性)さんを仙台が招き、仙台と久留米でTV会議も行いました。http://www.sendai-senior.org/hiroba/hiroba.htm ネット社会では横への繋がり方が異常なほど早いことを知りました。ネット社会は自分達の活動をネットに掲載することから始めるため、相手の活動状況を逐次知ることができ、それによってどこと手を組んだらよいかが分かります。こうして横へ横へと繋がって行くと思われます。米国のシニアネット、東のシニアネット仙台そして西の私たちSNKが今後蜜に交流して行く事により日本のシニアネットの主流が形成されて行くことと思います。その中に私たちシニアネット久留米(SNK)があり続けられるようにこれからの活動を取り組んでいきたいと思っております。 |
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