用語解説
次世代携帯電話 IMT-2000
IMT-2000【International
Mobile Telecommunication 2000】
国際電気通信連合(ITU)が2000年の規格制定を目標に標準化を進めている次世代携帯電話の方式。2GHzの周波数帯を使い、有線電話並みの高音質の音声通話や最大2Mbpsの高速なデータ通信、高速なデータ通信を応用したビデオ電話などの各種の通信アプリケーションを実現する。世界標準として全世界で同じ方式を普及させるとこを目指している。1980年代の音声通話を中心としたアナログ方式が第1世代の移動通信システムで、現在の携帯電話で利用されているデジタル方式が第2世代、IMT-2000が第3世代に当たる。
日本とヨーロッパからはNTTドコモやEricsson社開発したW-CDMA方式が提案されている。北米からはQualcomm社などを中心にcdma2000方式が提案されている。
NTTドコモ、J-フォン、DDIセルラー/IDOの3つの携帯電話事業者グループが次世代携帯電話IMT-2000の事業認可申請を行った。アクセス方法としては、NTTドコモとJ-フォンでは「DS-CDMA(W-CDMA)方式を、DDI-セルラー/IDOでは「MC-CDMA(cdma2000)」方式を採用すると発表している。
ユビキタス コンピューティング
〔ubiquitos computing〕
至るところにあるコンピューターをいつでも使える環境を構築すること。
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