Kurume・Tosu Internet Conference
「The Journal of Internet」 Volume6,2001 || H O M E || || 2 || 3 || 4 || 5 || 6 || 7 || 8 || 9 || 10 || 11
平成13年度 久留米・鳥栖地域インターネット協議会事業計画について
ギガビット足回りブロードバンド調査研究平成13年4月25日定期総会 久留米リサーチセンタービル
1.基本方針
IT(情報技術)革命と呼ばれる高度情報化が進む中、地域においてインターネットは、生涯学習、高齢者対策、保健医療・福祉の連携、環境問題など生活に密着した情報を効果的、効率的に利活用するための有効なメディアとして注目されている。
福岡県は、県内に高速な光ファイバー網を敷設し今年秋には無料で地域に解放する計画を進めており、久留米市内にもアクセスポイントが設置される予定である。
久留米では地域プロバイダとして、「インターネット久留米」や「ケーブルテレビインターネット」 事業が行われており、それらを足回り回線としてこの高速光ファイバー網に接続し、有効に活用することが可能になる。
インターネット協議会では昨年度から、地域活性化の鍵となるであろうインターネットの活用に向けて運営委員会メンバーを中心に、この高速光ファイバー網活用を検討するための「ふくおかギガビット調査会議」を開催した。
今年度は、高速光ファイバー網の足回り回線として期待され今後のブロードバンドの中心になると考えれらるCATVやADSL活用研究、電子自治体・電子商取引に関する研究、またそれらに必須の条件になる認証技術の研究・調査を行う。
また、昨年度同様に地域ボランティア活動支援、中小企業におけるIT化を進めるためのセミナーや講演会、地域イベントとして定着したインターネットフェスタなどを通じて積極的にインターネットの普及・啓発活動を行う。
今秋、全国的にも有名になった「シニアネット久留米」が中心となり、高齢者参加型の博覧会(シニアエキスポ)の開催が久留米市で予定されており、それに対しても積極的な支援を行う。2.実施計画
1.協議会運営
@定期総会
A運営委員会
B分科会活動
●久留米地域ギガビット活用推進会議
●インターネット祭実行委員会2. 普及・啓発
@セミナー
●インターネット学習会(障害者向け学習会、Linux学習会etc)
●認証に関する研究会(CACAnet etc.)
Aイベント
●インターネットフェスティバル開催
●シニアエキスポに対する支援3.地域ボランティア活動支援
@インターネットを活用した地域ボランティアグループの支援
●シニアネット、女性ネット、世話焼き隊、ハーネスみなわ
●パソコン教室の機能強化、活用など4.検査研究
@インターネット技術研究
●ギガビット足回りとしてのブロードバンドに関する調査・研究
AIT活用研究
●IT電子商取引、電子自治体、電子認認に関する調査・研究
平成12年度事業報告
1.学習会
●障害者向け学習会(音声化ソフトを使った学習会など)
開催回数:10回、参加延数:約100名
●インターネット初心者学習会
開催回数:17回、参加者数:206名
●Linux講座
開催日:平成12年9月4日〜8日、参加者数:20名2.イベント開催
●インターネットフェスタ2001
開催日:平成12年12月9日〜10日
会 場:久留米リサーチセンタービル
参加者:約3,000人 ※4回目の開催。この地域でインターネットを活用した活動を行っているボランティアグループが中心になって企画・実行。講演会には情報関連分野の第一線で活躍している方々を講師として招く。
3.地域ネット支援
●ハーネスみなわ、女性ネット、世話焼き隊など
※視覚障害者支援「ハーネスみなわ」活動、初心者のパソコン操作に関するトラブルサポート。
「世話焼き隊」活動(2回/月) などの支援
●様々な活動に対応出来るようパソコンやソフトを充実。4.情報発信
●会報発行(Vol.4、Vol.5の発行)
発行部数 各5,000部
※Vol.1〜Vol.5既刊全ての会報、インターネットフェスタ2000〜2001に関する資料を、下記のホームページで紹介。
http://www.ktarn.or.jp/jnl/5.調査・研究
●ふくおかギガビットハイウェイ調査会議(8回)
●EC調査研究会議(2回)
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